2011年08月27日

8月13日レポート

文責:小玉直也
バタバタと2日分みんなからのメールの誤字脱字をチェックしながらアップできました。
この13日に学生のみんなと合流し、今回の事故の反省と教訓を語り聞き取りしました。
私自身、福島支援をしている中、16人の学生を石巻市で受け入れボランティア活動をする点で困難な面や今回は受け入れない方が良かったのかなど、複雑な思いが巡りますが、今後の教訓として行かして行きたいと思います。
なにわともあれ、他のNPOで先月は死亡事故1件入院を伴う重傷事故十数件の報告を聞いていたので、今後とも注意しながら不測の事態に対応できるよう、なおいっそう努力して行きますので宜しくお願いします。

この日、石巻市で帰宮する学生を見送り、南三陸町に向かい歌津中卒業式に出席しました。
歌中の先生や被災者や住民の方々が口々にチーム宮崎は活躍したという話を聞き、プレッシャーから胸を撫で下ろしました。
式が始まり、多くのボランティアの方が2階の観客席から式を見守る中、宮崎のメンバーをはじめ数名のボランティアは来賓席に座り式辞中に一人ひとり紹介され、私もみんなのがんばりを想像することしかできないですが、涙があふれ止まりませんでした。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。


めぐみ8/13
3月12日に行われるはずだった卒業式。
今日、8月13日に、155日遅れで行われました。
卒業式とは総じて印象的なものですが、私にとって、今日ほど印象的な卒業式はありません。

卒業生は高校生。
各々の高校の制服を着ているため、統一感はありません。
震災後、練習時間がほとんど取れなかったためか、合唱は声が響きません。
卒業証書授与の際、動きが分からずに困惑している人もいました。
最も印象的だったのは、式の途中、泣いている卒業生がいなかったことです。
皆、誇らしげに卒業証書を掲げ、ニコニコと嬉しそうでした。

夏真っ盛りの卒業式。
みんな夏服です。
扇風機の前には、大きな氷が置かれていました。
セミの声が響く中での卒業証書授与は、今思い出しても胸がいっぱいになります。

こんなにも意義深い、大切な時間を共有させていただいたことに、心から感謝いたします。


宮崎公立大2年 安部幸紀
今日の卒業式は、自分の卒業式よりも忘れられない卒業式になりました。作業をしながらだったので、ゆっくりは見られませんでしたが、感動的な卒業式でした。卒業生の笑顔は本当に輝いていて、とても嬉しそうだったのが印象的でした。校長先生のお話、送辞、答辞、どれも本当に素晴らしかったです。この卒業式をお手伝いできたことが、本当誇らしいことだと思いました。


上村かすみ8/13
昨日は午前お寺の掃除と午後から被害にあった家の草むしりをしました。
最後の活動でしたがチームで協力して活動することができました。この活動を通して港小学校の方々やチーム神戸の方々にはとてもお世話になりました。ボランティアとして大切なことの多くをチーム神戸の方々からたくさん学びました。この活動に参加して様々な人と関わることができて本当によかったです。周りの方々に感謝しています。
今日が港小学校を離れる日でした。様々な方々にお世話になった港小学校でもっと活動したかったと思うぐらいあっという間でした。リーダーと合流して話しあいもしました。大きなハプニングがありどうすべきかということでした。これからは連絡ができることが大切だと思いました。しかしNPOや小玉さんの力のおかげで活動ができたので感謝しています。被災地で実際にみたものは言葉では表すことができません。しかし宮崎に帰ってからもできることを探し、
また美しい石巻が見たいです。ボランティアに携わったからには美しいもとの姿にもどるまでできる限りのことをします。



Posted by 東日本大震災支援fromMiyazaki at 05:53│Comments(2)
この記事へのコメント
ボランティア活動を続ける皆さん、お疲れ様です。
健康に気をつけて、頑張ってください。
Posted by takahiro at 2011年09月07日 23:17
ボランティア活動を続ける皆さん、お疲れ様です。
健康に気をつけて、頑張ってください。
Posted by takahiro at 2011年09月07日 23:17
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