2011年08月20日

8/9 石巻班と南三陸班にわかれて

文責:小玉直也
ブログのアップが10日ぶりになり申し訳ございません。
私は先月のPCの盗難紛失に引き続き、8/9にネット接続するE-Mobilが盗難紛失しました。
この間、各ボランティアセンターでパソコンやi-phonそして各種充電器、デジカメなどの盗難が相次いでいるそうです。
宿泊している部屋や作業中に置いていたバッグが盗難されているようで、これからボランティアに参加を考えている方は充分、身の回りの物の管理を自己責任でしてください。


それでは、先週、宮崎からボランティアに参加していた学生のレポートを掲載して行きます。


宮崎公立大2年松尾淳平
今日は、朝からチーム神戸と拓殖大学の人達と鹿妻という地区の側溝のヘドロを取った。
力と体力のいる仕事だったが、地域住民の方からの貴重な話しや、ボランティアの先輩方からのアドバイスをいただけた。
何より、差し入れや温かい言葉をいただき、活動意欲が増した。
今日は、いろいろあったが、明日の活動から気持ちと引き締めて取り組みたいと思う

宮崎公立大学2年脇田真澄です。8/9(火)
  今日は港小の宿舎に入って始めての活動だった。内容は鹿妻地区の側溝の掃除だった。結構な量の泥がつまっていて、かなり大変だった。暑さもあって、久々の肉体労働だったこともあって、かなりばてた。明日も体調管理には気をつけて頑張りたい。

大西成美8/9
今日はチーム神戸の方と一緒に溝の側溝のヘドロ出しをやりました。泥が結構厚く溜まっていてかき出しが大変でしたが、やりがいが尚更出てじゃんじゃんかきだしました。暑い中でしたが、近所の方がアイスの差し入れをしてくださってその気持ちがとてもありがたかったです。拓殖大学の方々にもお世話になって今日の作業はなおさらいろいろな方に感謝をすることができました。
夜のミーティングでは後半、悲しくなって泣きそうになりました。何も知らずただ一心に活動をしてきたのですが、このミーティングでの気持ちはこれから先、忘れることができずにふとした瞬間思い出しながら作業すると思います。残念でした。


宮崎公立大学1年  伊藤実穂
 今日は、拓殖大学の人たちとチーム神戸の人たちと一緒に鹿妻(かづま)という地域で、側溝のどろかきをしました。
 水をたくさん含んで真っ黒な泥や渇いてた土をたくさんとりました。
 途中で一人骨折するという事故も起きてしまい、改めて安全性の大切さがわかりました。
 明日からさらに気をつけて、作業をしていきたいと思います。

久保田優介 公立大学 二年生
今日は溝の泥すくいをした。最初、泥がある場所を確認したけれどなかなかなかったけれど、段々と泥が見つかって、ハードになって行った。

上井優花
今日はチーム神戸の方々と一緒に側溝の汚泥除去を行いました。午前中はなかなか作業を行う事が出来ませんでしたが、午後から本格的に作業に取り組み、多くの汚泥を取り除く事が出来ました。暑い中の作業でしたが、鹿妻地区の方からアイスの差し入れをしてもらい、本当にありがたかったです。しかし、途中でケガ人が出てしまったり、至らぬ事が多々でチーム神戸の方からお叱りを受けるなど正直この先のボランティアが上手くいくか不安でなりません!明日でチームを離れる先輩方もいらっしゃるし、なによりチームリーダーが不在という事が大きな不安です。一人一人が責任感を持って行動する事の重要さを強く感じた1日でした!

猪野宏樹
今日は側溝の泥かきをしました!他のボランティアの人がしてたらしく貯まっているところを見つけるが逆に大変でした!今日あるボランティアの人が泥かきが1番被災者に安らぎを与えるって言っていました!セラピーとかじゃなくて1番大事なケアはそういうことではないかなと言っていました!

8/9上村かすみ
今日は8時に集合をし、鹿妻町というところで泥かきの作業をしました。
他大学の方とチーム神戸に参加させて頂きました。今日一番考えたことがチームワークについてです。今日私達を引っ張ってくれたリーダーが怪我をしてしまいました。彼女は今まで計画を全てまとめいつも引っ張ってくれました。ここで私たちがボランティアできているのも彼女の一生懸命な頑張りのおかげです。大きな怪我でとても心配でした。ここで大切だと思ったのは連絡の大切さです。彼女はひとりで責任を感じたうえに不安だったでしょう。しかし、リーダーと連絡がつかないことで更に不安だったと思います。<ほうれんそう>を大切にしていきたいです。これからもどんな形であってもみんなチーム宮崎です。明日からは怪我体調にはとくに気をつけて作業をしていきたいと思います。

栗田有加8/9(火)
今日は朝から拓殖大学とチーム神戸の方々と鹿妻地区での作業でした。
転々と民家の前のブロック式下水路に溜まったへ泥を1つ1つブロックを上げて泥を撤去しました。
作業中、たくさんの住民の方々に声を掛けられ、飲み物をくださったり、わざわざ作業場所までアイスを届けてくれたりと、私たちの行為が無駄になっていないこと、感謝されているんだということを実感し、とてもやりがいのある1日になりました。
チームリーダーが作業中に、足の上にブロックを落としてしまい、親指を骨折してしまうという事故が起こりましたが、避難所の代表の方々の円滑な処置対応により、赤十字病院まで送っていただいたり、移動しやすいようにと部屋を4Fから2Fに変えていただいたり、お風呂に入れるように足にビニールを巻いてくれたりなど、被災者たちの優しさと、これまでの経験とで自分たちのボランティアチームは、他のチームより住民の方々に支えられて、何不自由なくここまで活動してこれたのだと強く感じました。ボランティアとして来ていても、現地の人との1つ1つの交流が本当に勉強になり、自分の中で何かが変わったのを実感しました。
私は明日午前中作業を終えて、宮城を離れますが、最後日(半日だけですが)、ここまでお世話になった住民の方々、避難所の代表の方々に感謝の気持ちを持って、恩返しではないですが、明日は一切迷惑をかけず、少しでも街の復興に近づけることを肝に銘じ、精一杯活動したいと思います。



南三陸班より

あだちめぐみ8/9
今日は朝からずっと歌津中学校の倉庫の掃除をしました。
支援物資として届いたスリッパ(「歌津中」の印字入り!)を運び込むためです。
力仕事や解体作業が多く、沖縄から来た大工さんとその息子さんが大活躍されていました。
やはり技術と力はあった方が断然イイですね!!!
宮崎に帰ったら筋トレしようかな。
歌津中学校は、震災直後、避難所として使われていました。
今では多くの方が仮説住宅に引っ越され、歌津中学校にいらっしゃるのは10人程度だそうです。
元々避難所だったため、入浴も洗濯も毎日できます。
ビジョンネットという団体が設置したそうで、お風呂は広くて快適、洗濯機も4台あります。
もちろん、歌津中学校に用意された全てのものは、被災された方々のためのものです。
今日は朝から感じるものが多い1日でした。
あべふぉー、大工さん親子、私の4人で、相談したり論議したりしました。
歌津中学校でお世話になるのは、約1週間です。
短いです。
それなりのことしか出来ません。
求められた以上のものを返す、ということを意識しながら、明日また頑張ります。

宮崎公立大2年 安部幸紀
今日は朝に学校の清掃を行いました。まだ完璧ではないので、これからも毎朝継続していくつもりです。
それからは倉庫の掃除を行いました。届いた支援物資を卒業式の日により取り出しやすくするために必要な倉庫で、今日一日では最後まで終わらなかったので、明日に継続していきます。
中学校から少し下に降りると、そこには瓦礫が続いています。
重機の音が響いて、まだまだ撤去作業は終わらない様子です。
今は、自分に出来ることを求められた以上で返すことを徹底していきたいです。


小玉直也
NPOみやざき災害救援センターでは今回が4回目の事故となりますが、初めての人身事故ということもあり、その後の対応や事前の準備など反省し教訓にしていかなければいけない点がありました。
怪我をした学生および関係者に心配とご迷惑をかけたことを、現場責任者としてお詫び申し上げます。
私は、南三陸町と石巻市に学生ら18人を現地ボラセンに引き継ぎ、
福島の小学生のサマーキャンプで被爆線量を軽減し、外で遊べない子どもたちを遊べるようにと福島大学のボランティアセンターに協力し40人の小学生を引率しフェリーで名古屋港に向かいました。
太平洋上で携帯が圏外になり連絡がとれない約16時間の間の出来事で、怪我した学生がチームリーダーだった事もあり不安と失念にかられ大変だったと思います。
以後、同様のケースを招かないように、いっそうの努力が求められていると痛感しています。



Posted by 東日本大震災支援fromMiyazaki at 06:53│Comments(0)
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